ISD

ジェンダー

GLAADが6年分のデータで示すビッグテックの後退——2026年ソーシャルメディア安全指数

GLAADが発行する年次プラットフォーム評価「Social Media Safety Index」2026年版。TikTok・X・YouTube・Meta傘下3媒体を14指標で評価。Meta2025年1月のヘイトコンダクト改訂、YouTubeの保護特性削除、GrokによるNCII大量拡散、AIと偽情報の連鎖増幅リスクを分析。
ヘイトスピーチ

ミソジニー・標的型ヘイト・暴力的過激主義の交差点——ISD実践ツールキットの構造と論理

ISD(英国)とクライストチャーチ・コール財団が公開。TFGBV・標的型ヘイト・暴力的過激主義を連続体として把握するハーム分類法を提示。20の既存分類法を統合し、オンライン嫌がらせ・性的恐喝・成りすましの5スーパータイプを軸にカナダ・ヨルダン・ケニアの法的枠組みを比較分析する実践ツールキット。
情報操作

米国の対偽情報戦略を総合設計する——ジョージタウン大学院キャップストーン報告書の政策提言を読む

ジョージタウン大学ウォルシュ外交学院の2026年キャップストーン報告書を紹介。ロシア・中国・イランによる偽情報作戦の比較分析、FMIC解体の帰結、PTARA立法設計、Civic Information Fund構想、プリバンキング制度化を詳述。
ファクトチェック

ドイツ地上波6チャンネルで47件——気候虚偽情報の構造的浸透をQuotaClimat・Science Feedback・Data For Goodが記録

QuotaClimat・Science Feedback・Data For GoodがSat.1、ZDF等ドイツ地上波6チャンネルを2025年4月〜2026年4月に分析。AIと手動ファクトチェックの複合手法で47件の未訂正気候虚偽情報を検出。Energiewende攻撃・責任転嫁・核論争が主要ナラティブ。
民主主義

偽情報の73%は政治工作ではなく金銭目的だった——Meta内部データで解剖した2020年米国選挙の49不正ネットワーク

スタンフォード大学ほかとMetaの共同研究がNature Human Behaviourに掲載。2020年米国選挙でMetaが削除した49の不正ネットワークを分析し、73%(36件)が政治工作ではなく広告収益目的のスキャムと判明。FB3,700万人に到達し、拡散の主体は一般ユーザーのリシェアだった。
プラットフォーム

ドイツの有害コンテンツ産業をマネーで解剖する——GDIが示す偽情報の収益構造

Global Disinformation Indexが2026年4月公開。ドイツ語圏のウェブサイト23件・Telegram29チャンネル・Xプロフィール29件を分析し、有害コンテンツの収益化構造を解剖。月最大€15,000の収益推計と地政学的危機への収益スパイク、DSAが触れない資金フローの盲点を示す。
情報操作

スロバキアの情報ロンダリング――ロシア制裁コンテンツが75アセットを経由してスロバキア語圏に流通する構造

Alliance4Europeが2026年3月公表。スロバキアにおけるロシア影響工作の情報ロンダリング網を75アセット・Telegram45,000件追跡で実証。制裁不執行の構造、TASS→InfoVojnaの3段階パイプライン、Stormwall社のインフラ関与を詳述する。
ヘイトスピーチ

ジェンダー化された暴力の言語:ヨルダンのInstagramで公人・インフルエンサーを標的にするオンラインヘイトとハラスメントの構造

ISD Jordanが2026年4月公表。ヨルダンのInstagramで公人・インフルエンサーを標的とする約14,000コメントを12ヶ月間分析。ヘイトスピーチ6%・ハラスメント94%、標的の72%が女性。性的ハラスメントは100%女性向け。「ayb」概念と名誉規範がデジタル空間での組織的排除を正当化する構造を実証した。
偽情報の拡散

オーストラリア人権委員会『Equal Identities』——反トランス偽情報の構造、プラットフォーム劣化、そして立法的空白

オーストラリア人権委員会が2026年3月発行した168ページのレポート。97件の提出意見と縦断研究データを基に、反トランス偽情報を流布する極右・国家アクター(露・中)・LLMの役割、MetaとXのポリシー後退、eSafetyデータ(TGDの子の81%がサイバーいじめ経験)を記録。
情報操作

混沌を渡る:2026年のイスラム国オンライン生態系——ISD多プラットフォーム調査が示すモデレーション失敗の構造

ISD(英国非営利シンクタンク)のMoustafa Ayad研究部門長が2025年12月〜2026年1月にFacebook・TikTok・Instagram・WhatsApp・Telegram・Element・SimpleXにまたがる500アカウントを調査。IS支援エコシステムがプロフェッショナルモード・ゲーム化宣伝・暗号化アプリ移行を通じてモデレーションを構造的に回避する実態を分析した報告書。